非常に手頃かつ入手しやすい上に、バランス良くまとまっているニュートロワイルドレシピシリーズ。このシリーズを個人的な視点から評価してみたいと思います。
4種類ある中で、どれを選ぼうか迷っているのであれば、後半に選ぶ基準を載せてあるので読んでみてくださいね。
この記事の目次
ニュートロワイルドレシピの評価
プレミアムフードと呼ばれる市場の中では安め、そして種類も4つある上に入手も用意なので消費者である私たちにとっては嬉しいドッグフードの1つ。
高タンパク質&グレインフリーの入門としてもピッタリなドッグフードとなっていますね。
ニュートロワイルドレシピは消費者観点から頂けない部分がある
ニュートロワイルドレシピは非常に良いドッグフードです。ただ、2つの点で頂けないな、と感じる部分があります。それは、ビートパルプとタンパク加水分解物。
チキン生肉、乾燥チキン、ヒヨコマメ、乾燥ラム肉、鶏脂*、乾燥ポテト、エンドウマメ、エンドウタンパク、アルファルファミール、タンパク加水分解物、ひまわり油*、ビートパルプ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、緑茶抽出物、スペアミント抽出物
*ミックストコフェロールで保存
ビートパルプを入れている目的は、犬のうんちを固めるためです。しかし、ビートパルプを含め、過剰な繊維質の摂取は便秘の元になる。ここでは食物繊維が少ないことから入れているのでしょうね。
そして、タンパク加水分解物はタンパク質にアレルギーを持つワンちゃんであれば、非常に有効的に活かされる成分です。
しかし、長期に渡って摂取すると下痢が続く恐れがある、というように言われています。下痢の原因はタンパク加水分解物の吸収速度になるため、タンパク加水分解が原因の場合は、利用をやめざる得ないのです。
これらの理由から、少し残念だなって言うことになってしまいました。
ニュートロワイルドレシピにおける4種(チキン・ラム・鹿肉・サーモン)の違い
チキン | ラム | 鹿肉 | サーモン | |
カロリー(kcal/100g) | 375kcal/100g | 385kcal/100g | 380kcal/100g | 375kcal/100g |
チキン、ラム、鹿肉、サーモンの4つの違いは、このようにカロリーの違いがあること。そして、もう1つは使われている素材の違いのみですね。
チキンはチキンが、ラムはラム肉が、鹿肉は鹿肉が、サーモンはサーモンが一番多く含まれている形になります。
それとチキン以外にも全ての商品に乾燥チキンが入っていることに注意。チキンアレルギーを持つワンちゃんをあなたが飼っているのであれば、購入しないようにしましょう。
4つあるニュートロワイルドレシピはどれを買えばいいの?
栄養素の保証自体は実はカロリー以外同一になっています。そのため、基本はアレルギーを持っていない肉類の商品を選ぶといいでしょう。
私のオススメとしては断然サーモン。サーモンのアスタキサンチン働きに加え、魚油のオメガ3脂肪酸が自然に摂れるので一石二鳥ですよ。
あえてもう1つ挙げるのであれば、ラム肉or鹿肉。使われる部位次第ではありますが、L-カルニチンがチキンよりも豊富に含まれていることでしょう。
L-カルニチンはワンちゃんの運動時の燃焼をサポートしてくれる働きがあるをもっていることですよね。運動不足のワンちゃんには素敵な要素です。
改めてまとめると、カロリーが若干気になるのと健康を気にするならサーモン。カロリーが5~10kcal高くても運動させるからというのであれば、燃焼サポートが含まれるラム肉or鹿肉。
オメガ3はサプリや油で、他にも燃やす部分があんまり無いのというのならチキン。この基準で選べばニュートロワイルドレシピは間違いありません!
まとめ
ネット通販では大体18%~20%前半の割引も適用されており、原材料と栄養成分からすれば文句の付けようが無いドッグフードとなっています。
最後に難点としては超小型~小型向けに設定されているため、中型以上ではすぐにエサ切れを起こすことが難点になりますね。
財力があるのであれば気になりませんが、コスパは大事ですので中型以上であれば違うものを選びましょう。