人間でも話題になっている「アスタキサンチン」は、犬にも働きがあるのでしょうか?サプリメントとしても出ているアスタキサンチン。
ホントのところ、どうなんでしょうね。
この記事の目次
犬が授かるアスタキサンチンの働き

アスタキサンチンの働きとしては「ビタミンC」や「ビタミンE」と同じような働きを持つと言われています。ビタミンEは運動した時の体の疲れを取る働きがあります。
そして、アスタキサンチンはビタミンEと比べて1000倍以上の働きを持っていると言われているのです。
まるで人間みたいだねー、と感じたかもしれません。アスタキサンチンは人間でも同じような働きを持つって言われているので、色々な分野で期待のかかっている成分なんですよ。
ただ、日本ではまだサプリなどの摂取のデータが不十分で、アスタキサンチンの働きは認められるようなものではない。という立場ですね。
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犬ぞりレース界でアスタキサンチンは当たり前?
色々と調べていると、犬ぞりの話に出くわしました。犬ぞりって2,3日くらいずーっと走り続けるそうなんですよ。その中で、多くの犬ぞり参加者はアスタキサンチンを食べさせているらしいんですよね。
なんでかって言うと、さっきも書いたとおり走るって肉体に凄い負荷をかけるんですね。だから、終盤でもラッシュを掛ける体にするため、アスタキサンチンを犬ぞり参加者は食べさせているのです。
犬じゃなくて馬にアスタキサンチンを投与した記録
サラブレッドに「すくみ」や 「こずみ」 と呼ばれる労作性の筋肉疾息症候群を発症 させるようなレベルではあ りませんでしたが、アスタキサンチン摂取群にはCK値の有意な変化が認められなかったことから、アスタキサンチンの抗酸化作用は、サラブレッドの筋損傷の予防にも効果的であることが確認されました。
出典リンク⇒アスタキサンチンとスポーツパフォーマンスへ
アスタキサンチンを投与した時のデータを調べていたら出てきました。ちなみに、このデータ元には人間のデータも一緒に載っていますね。
母体数も少ないのでデータとしては100%信じてもいいかと聞かれると微妙ですが、1つの目安として見てもいいのではないでしょうか。
もう少し込み入った話をすれば、アスタキサンチンは悪い状況になるのを事前に避けるために使われているものです。
既に何かしら体に異変が起きていて、「アスタキチンサンを与えれば働きに期待できるかも・・・!」というのは、止めておきましょう。
アスタキサンチンはサプリで与えるべき?

必ず出てくる問題がサプリメンで与える問題ですね。例えば、サプリメントは肝臓に悪いからやめた方がいいよ、という話とか。
サプリメントに関しては飼い主の余裕があれば、サプリメントでアスタキサンチンをエサに混ぜたりして飲ませるといいでしょう。
でも、サプリメントは不安だし、さっきも書いた肝臓に負担が・・・というのであれば、ドッグフードにサーモンが混ぜ込まれている商品に変える。
例えば、こちらのモグワンというドッグフードであれば生&乾燥サーモンが原材料の中に合計で18%配合されています。サプリメントが不安な人は、モグワンのようなドッグフードに切り替えるのも検討してみましょう。
まとめ
アスタキサンチンは富士化学などの日本の企業も研究している状況で、遠くないうちにきちんとしたデータも揃ってくるでしょう。
サプリメントを嫌がる子も多いので、私個人としてはドッグフードなどエサに混ぜ込まれている物を選ぶます。それに、日本で犬が生活する分には、激しい運動ってあまりありませんからね。