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犬はとうもろこしの消化が苦手?与えちゃダメって言われる理由とは

とうもろこしを与えることがある飼い主さんがいます。しかし、様々なサイトや情報誌では与えていいなどと、意見が交差して混乱している方もいるのではないでしょうか。

私のサイトの記事タイトルでは「与えちゃダメ」と言っているわけですが、何故ダメなのか。その観点を犬の食性から解説していこうと思いました。

犬はとうもろこしの消化が苦手

正確に言うと、とうもろこしを含む「穀物類」などの消化が苦手です。犬は雑食性ですがメインは肉食性が強い動物。昔から人と暮らしていたとはいえ、野生の時点では小型動物などを捕食していた。

それに犬は唾液にでんぷんを分解する酵素を持ちませんし、食べ方もシンプルで噛み切る⇒飲み込むというシンプルな方法です。とうもろこしのような消化に時間が掛かる食物繊維に包まれた物の消化は苦手なのです。

 

本当にとうもろこしの消化は時間が掛かるのか、とあなたは疑問を感じたと思います。少し汚い話、そして時間がある方のみが試して欲しいことを、簡潔に話します。

それは、あなた自身でもとうもろこしを食べてみることです。そうすると、とうもろこしの消化がどれだけ悪いか即座に分かるでしょう。自分の便を覗いてみれば一発なので、あなたに余裕があれば試してみて下さい。

 

加工されたとうもろこしなら大丈夫でしょ?

とうもろこし粉やコーングルテンミールという原料ですね。前者はとうもろこしを砕いたもの、後者は精製された後の物質です。(所謂、コーンシロップやぶどう糖果糖液糖などのこと)

残念ながら、これらが入っているようなドッグフードや食用品は、犬にとって体に毒になる食べ物です。先程も話したように犬は穀物を消化するような動物ではありません。

 

さらに、これらの加工品は殆どが人間向けに加工された物の残りカスですので、栄養的にも元の素材と比べて劣っています。体を構成するタンパク質なども皆無。まさに、犬にとっては最悪の食用品であると言えるでしょう。

あなたが食べた後のとうもろこしの芯にも気を付けるべし

犬の食性は飲み込みです。最初でも解説しましたが噛み切る⇒飲み込むが一連の動作として成立されています。そのため、食べられると思った物はなんでも飲み込んでしまうんですね。

 

この習性を繰り返し伝えるように、犬は本当になんでも飲み込みます。誤飲が死因として度々挙がるほど犬は人間が思っている以上に、様々な形あるものを飲み込んでしまうのです。

私が読んだ本の中で紹介されていた症例の1つとしては、ゴールデンレトリバーの成犬がナイフ類を飲み込んでしまった、という話が載っていました。この話を知れば、中型〜大型犬にとうもろこしの芯を見せる事はリスクと感じるでしょう。

 

犬も人間同様に食道や胃腸は柔軟性も高く拡張しやすい。飲み込めないと思った大きさでもペロリっと丸呑みしちゃうんです。小さく輪切りにしてあると、小型犬でも飲み込めるので危険性がさらに高まります。

くれぐれも食べた後の事も含めて、取り扱いに気を付けて下さい。

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