愛犬のためを考えて、いくつものドッグフードを購入しては捨て、購入しては捨て。勿体無いけれど、愛犬のためと言い聞かせて買うことを目的としていないでしょうか。
あなたは、きっと内心ではもう良いのではないだろうか、と感じているはずです。そんなあなたに送る考えを書いてみました。
この記事の目次
ドッグフードジプシーを止めたい時に意識するべき3つのこと
- ドッグフードの好き嫌いで買い換えない
- どれだけ、食事に気を使ってもダメな時はダメ
- 独自の情報フィルターを作る
ドッグフードの好き嫌いで買い換えない
端的に言うと、あなたは犬にナメられています。女性の飼い主に多いのですが、犬が何も食べないからおやつを買い与えてしまう。もしくは、食べられるような物を簡単に与えてしまうんですね。
ブリーダーさんから引き受けた際に注意を受けたと思いますが、犬の思い通りにさせすぎると犬は簡単に調子に乗ります。犬はピラミッド型の関係を意識しているからですね。
あっ、コイツ今オレ・ワタシの言うことを聞く下っ端だわ、と思われるわけです。それを克服するには、しつけで克服するしかありません。あなたが上であり、愛犬のボスであることを示してあげなければいけません。
ここで、注意してほしいのが決して「餌を与えない」ということではありません。餌を与えても、食べなければ時間を区切って片付ける。これを繰り返します。
そうすると、餌を目の前にして何度も繰り返し片付けられるので、今食べないと次にいつ食べられるかわからない。もしかしたら、影でアイツが食べているかもしれない。
そういった恐怖心を煽ってあげるのです。そうすると、自然と食い付きが良くなっていきます。
どれだけ、食事に気を使ってもダメな時はダメ
フードジプシーということは、愛犬のためを思っての行動だと思います。しかし、世に生きる生き物は不思議なもので、体に悪いと言われている食事で長生きする人がいます。
砂糖たっぷりの炭酸ジュースを1日に2本くらい飲んで、医者から飲むなって言われてたのに、かかりつけ医が死んでしまった。そんな皮肉な現実も世の中にはあります。
「医食同源」という言葉があるように、食事は体を作る全てです。食べるものが悪ければ、それだけ悪い事が起きる「可能性が高まる」のは間違いありません。
しかし、確実に起きるかと聞かれたら、それは誰にも答えられません。健康法に気を使っていた人が早死し、不健康な生活を送っていた人が長生きする実例も沢山あります。
これは犬でも同じです。だから、どれだけ食事に気を使ってもダメな時はダメだということを意識してください。もちろん、アレルギーは即座に体に反応が出るので、アレルギーは別枠ですよ。
独自の情報フィルターを作る
あなたがフードジプシーになった理由は、あの成分が危険で安全、無添加で、ヒューマングレードで、などという情報を得たからじゃ無いでしょうか?自分から探すのは良い事です。
しかし、今のあなたは情報に溢れてしまっていて、何を選べばいいか分からない状態に陥ってしまっています。人間は選択が少ないと簡単に選ぶが、選択が多いと何も選びたくなくなる。
そんな風に言われています。そして、今のあなたの目の前には無数の選択肢があり、どれを選んでも当たりでありハズレのように感じてしまっているのではないでしょうか?
だから、あなたがすんなりと選べるように「愛犬フィルター」なんていう独自の視点のフィルターを作ってみましょう。コツとしては2つ3つで十分で、4つ以上は不要ですね。
- 体重
- 健康
- 価格
- 療養食
- 無添加
- 高カロリー
- 低脂肪
- 高タンパク
というように、いくつもの条件が出てきますね。他にもまだまだありますが、ここでは割愛しておきます。この中の例以外も含め2つか3つ重要だと思う要素を抜き出して、あなたのフィルターに掛かった商品をすくい上げて下さい。
それ以外は、一旦忘れてしまいましょう。そして、選んだ商品を見比べて良さげだな、と思ったら購入して犬に与える。その時に、アレルギーが出なければOKで、後は固定し続ければいいだけです。
こうすれば簡単なので、ぜひ重視していることを紙に書き出してみてください。そうすると、情報も整理されてあなたが求めている物がハッキリと見えてきますよ。