あまりにも食べなすぎないということで、犬の餓死を心配する気持ち。
凄く良くわかります。
さて、実際に犬はドッグフードを食べないことで餓死をすることがあるのでしょうか?
そして、食べないことへの対策や原因とは、一体なにがあるのでしょう。
この記事の目次
ドッグフードを食べない犬は餓死するのか?

餓死する危険はほぼ無いですね。
餓死する前に何か食べ始めますし、何か食べるものを探して求めてきます。
求めてくるとはいっても、飼い主ではなく自分で探す方法を取ります。
とはいえ、第一この餓死状態に近いところまで放っておく可能性のほうが低いです。
餓死の危険を察知した瞬間に、動物病院へ駆け込むのが普通ですからね。
だから、野良犬でもない限りは餓死する危険性っていうのはありません。
ドッグフードを食べないのは沢山の味を覚えさせすぎた?
食べないから食べる物を与えようと、色々な物を与えてしまう飼い主っていますよね。
もしかして、あなたもこの現象に当てはまっているかもしれませんよ?
食べないからおやつを、ジャーキーを、ポーロを、果物を、と与えてしまっていないでしょうか。
私の周りでは、あまりにも食べなさすぎて心配だからということで、おやつ類をバンバン与えてしまっていた飼い主が何人かいました。
漏れなく彼らの飼い犬はグルメ(?)になってしまって、そう簡単にドッグフードを食べてくれなくなってしまったのです。
もし、与えていた場合は食の味と与える種類から見直していきましょう。
ドッグフードを少しでも口に含んで飲み込む場合はカロリー増々で!

少しカリッとして吐き出したり、そっぽを向いちゃう子にはカロリー増々がオススメ。
まるでどこぞのラーメン○郎みたいな感じですが、体の状態を保つ方法の1つとしては、非常に有効的。
手軽に食べ物にかけられる油を利用していくのが良いでしょう。
他にも飲み物系もカロリーのあるものを選んでいくといいですよ。
乳糖が少ないミルク類などを利用してください。
手軽に済ませるのであれば、スーパーなどにある牛脂やラードを購入するといいですよ。
犬に必要な脂肪酸を摂取しつつ、カロリーもめちゃくちゃ摂りやすいし、さらには安い!
動物の特有の生臭さも欲しいのであれば、通販で700〜800円くらいのラードを購入すると良いでしょう。
ちなみに、脂質は便通にも良いので、人間・犬を問わず体に害の無い範囲で摂取するといいですよ。
ドッグフードの成分が悪いかもしれない件
ドッグフードに使われている成分、素材によって体に不調を起こしている可能性があります。
多くは、とうもろこしなどの穀物、劣化した植物・動物油、人が食べない部位の肉。
これらを原料としたドッグフードですね。
他にも人工甘味料、添加物なども犬の肝臓の解毒が追いつかなく、体調不良の元となりやすいです。
この場合は、犬が本能的に食べたらヤバイっと思っているので、素直に別のフードに変更するのが得策でしょう。
ドッグフードを変更するならフードボールも一緒に変えてみよう
一気に切り替えないように、というのは様々な犬向けのメディアで語られてきました。
今回は、それ以外にも犬に与えるフードボールに原因があったり、ということもあるんです。
意外な理由でしょ?
でも、フードボールを変えたら食べだした犬は、どうも自分の顔がフードボールに映るのが嫌だったみたいなんですよ。
試しにフードボールを元に戻すと、あら不思議。
なぜか、また犬はドッグフードを食べなくなってしまったのです。
再度、戻すと食べだす・・・ウソのようなホントの話。
こんな特殊な事例もあるので、ドッグフードを与えるフードボールも一緒に変更してみてください。
気にしない子もいれば、気にする子もいるので、色々と安いので試してみるといいですよ。
まとめ
餓死については基本は心配せずに大丈夫です。
餓死するまでには、本当に犬がガリッガリで骨と皮のみの状態になって、歩けないくらいにならないと餓死しません。
餓死の寸前に行き着くよりも前に、最初で伝えた通り動物病院へあなたは駆け込むはずです。
だから、餓死するかもしれない・・・と考えるよりは、何が原因なのかを考えるのが一番。
そのためには、日頃のあなたの犬への接し方をはじめ、おやつ、ドッグフードの質、食の細さ、犬種。
これらをきちんと1つずつ確かめていくことが重要です。
うえーって声をあげてしまいそうになりますが、とことん愛犬に寄り添ってあげてください。
また、どれだけ手を尽くしてもダメなら、食べるものでいいかって割り切ることも重要です。
あなたの気が滅入ってしまっては、犬の食事どころじゃありませんからね。