ドッグフードにこだわる人は、とことんこだわって個人輸入にまで行き着くこともあります。
個人輸入って実は誰でも簡単にできる方法なんですよ!
今回の話とは少し別なので置いておきますが、ホント簡単にできます。
じゃあ、ドッグフードを個人輸入しよう、となった時にどんなリスクがあるのか。
また個人輸入せずとも、安く購入できる並行輸入品って何なのか。
正規品との違いや見分け方などを解説していきます。
この記事の目次
ドッグフードの個人輸入のリスク

- 商品が届かない
- 健康被害が起こる可能性
- ドッグフードの袋が破れている
- 購入した商品と別のものが届く
- 品質が確保されていない
- 個人では量に限界がある
- そもそも輸入できない可能性もある
- 購入後のサポートは対象外
これだけのリスクがたーくさん出てきちゃいます・・・。
太文字&下線は特に気を付けておきたい重要事項。
正直、個人輸入をするメリットって一切ないと私は思っています。
万が一、愛犬に何かあった場合にサポートを受けられないのは、致命的と言ってもいいでしょう。
唯一のメリットとしては、最新のペット栄養学を元に作っている、という点でしょうか。
日本よりもアメリカ、ヨーロッパのほうがペットに関することは上です。
でも、裏を返せば「これくらいしかない」という表現もできるし、品質管理ができないのでは最新の栄養学も宝の無駄ですからね。
正規輸入品と平行輸入品の見分け方
- 正規品:日本語の印字がパッケージにある
- 並行品:日本語の「ラベル」が貼ってある
凄く簡単な見分け方となりますが、これ以上簡単な見分け方はありません(笑)
正規品でも並行品同様にラベルの場合がありますが、その場合は印字で「正規輸入品」などが右上に印字されています。
パッケージが英語一辺倒の場合、必ず栄養素を示す場所などにラベルや印字があるので、確認する癖をつけましょう。
正直、どっちを購入すればいいの?
安さを求めるのであれば並行輸入品を購入するのが一番。
安全性と保障を求めるのであれば、正規輸入品を求めましょう。
並行輸入品のデメリットについて

正規輸入品は値段が少し高い以外のデメリットはありません。
一方、並行輸入品になると、デメリットはたくさん出てきてしまいます。
例えば、サポートがない。
サポートが無いというのは、愛犬が並行輸入のドッグフードで何か病気になってしまった。
極端な話ですが、無いとは言い切れませんね。
並行輸入品のドッグフードを食べさせて病気になったら、並行輸入していたショップに問い合わせる。
確かに、これは1つの手です。
しかし、並行輸入ショップに問い合わせても、治療費は一切支払われません。
払われないだけでなく、「それだけですか、ハイさようなら」って感じで終わります。
なぜなら、サポートは一切無いというリスクを承知で、あなたが購入したから。
問い合わせてみても、「いやーうちじゃ、そういうサポートって無いんですよー」って言われます。
どれだけうるさく食い下がったとしても、相手は一向に聞く耳を貸してはくれないでしょう。
並行輸入品は運び方が雑である
ドッグフードは加工され袋に密封されているものですが、元を辿ればナマモノの加工品。
大量に運んでくる際は温度管理を徹底して、酸化させにくくする手間を掛けています。
しかし、並行輸入品の場合はコストの関係上、温度管理を一切放棄しているんですね。
輸入中に袋が破れていたらカビが生えますし、カビが生えて無くともドッグフードは傷んでしまうのは間違いありません。
傷めば雑菌が繁殖しますし、いくら強い胃液を持つ犬とはいえ食中毒を起こしてしまう可能性もあります。
人間でも食中毒で命を落とすニュースがたまに報道されますよね。
人間と同じように、食中毒であなたの愛犬は命を落としてしまうかもしれません。
愛犬が命を食で落としてしまう姿を、あなたは耐えられることができるでしょうか?
できるわけないですよね。
だからこそ、並行輸入品はデメリットばかりなので、利用しないほうが愛犬のためなのです。
まとめ
- 個人輸入はリスクがたくさん
- 正規輸入と並行輸入の見分け方はラベルや印字
- 並行輸入品は品質の劣化が激しいものがあり、サポートもない
個人輸入のメリットはほぼ無いし、正規輸入と並行輸入も数百円〜1,000円前後くらいで、高くても2,000円です。
2,000円をケチって食中毒になれば、それ以上の治療費が請求される。
と、考えてみると並行輸入品を購入するのってバカらしくなってきますよね。
それでも、個人輸入や並行輸入にこだわる場合は、輸入する国の言語。
同時に、可能な限り輸入ルートをくまなく調べるのが絶対条件ですね。
個人ではほぼ不可能に近いので、ペットショップの人とか、商社の人に知り合いがいたら依頼してみるといいかもしれません。