時折Twitterなどを見ていると画像ネタに出くわして、Before・Afterの例で超マッチョな犬とかが例にされることがありますよね。
そんな話に関連して、今回は犬に筋肉をつける食事と題して、話を進めて行こうと思います。
犬の筋力が低下して少し困っている、もう少し犬に活発になって欲しい。
このような事柄を考えているのであれば、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
犬に筋肉をつける食事に必要な栄養素とは

第一にタンパク質。
肉、肉って超大事なんですよ!
やっぱり肉が無いと始まりません。
筋肉の元になる栄養素はタンパク質ですので、タンパク質が不足していると筋肉が作られません。
筋肉を作るよりも、生命維持活動のほうが大事である、と本能が働いてしまうからですね。
だから、愛犬に筋肉つけたいのであれば、タンパク質を含めた食事で犬に栄養を必要十分量、供給してあげるのが大切なのです。
具体的な食事について
ドッグフードであれば、タンパク質が25〜30%ほど含まれているドッグフードを選ぶのがいいでしょう。
25〜30%ほどタンパク質が含まれるドッグフードは、価格帯としては3,000〜5,000円くらいですね。
手作り食の人は、栄養一覧表で100g当たりの数値を調べ、使う量に直して計算していきましょう。
ドッグフード、手作り食をする際に共通する注意点がありますので、コチラも一緒に読むとより食事に対して理解が深まると思います。
⇒犬のために愛情を込めた手作り食が危険な食べ物に変貌するワケへ
⇒既製品のドッグフードと手作りご飯のどっちがアレルギーに良いのかへ
筋肉をつけるのには運動が必要
私も少し筋肉をつけるためにジム通いの日々です。
犬は遺伝的に人間よりも遥かに筋肉質な生き物なのですが、人間と同じく筋肉を使わなければ衰えてしまうんですね。
今の犬の生活って、昔の犬よりも遥かに運動量が少なくなってしまっています。
散歩は日に合計で2時間あればいいほうで、下手したら室内犬や一人暮らしの人であれば、1日中家の中にいる可能性だってあります。
引きこもりな犬が筋肉を維持できたら、私も今頃は超ムキムキの体になっているでしょう。
でも、私はムキムキになっていませんし、むしろ運動しなさすぎてお腹の肉がっ肉がっヤベェ!
って状態になっているわけですよ。
だから、やっぱり筋肉は動かすことでしか強く鍛え上げられません。
そして、動かないと筋肉が衰えるのは、人間も犬も一緒なのです。
犬の筋肉を簡単に鍛える方法について

さて、次は具体的な筋肉の鍛え方についてです。
これはズバリ、坂道のアップダウンを一緒に歩いていくこと。
えっ、たったそれだけって思うかもしれませんが、意外と4足歩行って負荷が高いんですよ。
実際に、手足を地面について4足歩行してみようとしてみてください。
きっと、数歩あるくだけでキツイーーーー!
というようになると思います。
元の骨格が人と犬では違うとは言え、人がキツイと思うような負荷を犬たちは平然とした顔で、テクテク歩くわけですよ。
犬の筋肉どうなってんだ、と叫びたくなっちゃいます(笑)
ジャンプなどの飛び跳ねる運動は取り入れるべき?
若く、関節に問題が無い犬であればジャンプなどの動作は、筋肉に負荷を掛けるという意味では非常に好ましい動作です。
しかし、下が硬いアスファルトやフローリングの上では、ジャンプの衝撃で犬の関節を痛めることにも繋がってしまう恐れが考えられるでしょう。
そのため、外の散歩や運動はジャンプよりは階段の昇り降り。
室内であれば多少段差を作るような工夫を凝らす。
このような方法で、ジャンプに近い運動を取り入れることができるでしょう。
ジャンプ類を取り入れてケガでもしてしまうと、後の後遺症にも繋がりかねません。
犬が自発的にジャンプをする以外では、基本的に行わせないようにしていきましょう。
犬の筋肉を鍛えるメリットとは

やはり、晩年まで元気でいられる可能性が高まることでしょう。
年配のお年寄りの人で、足腰が悪くなると急に元気がなくなる。
っていう話を、あなたは耳にしたことがあると思います。
何も、この足腰が悪くなり歩けなくなって、元気がなくなるのは人間だけじゃないんですね。
犬も人と同じように歩けなくなると、途端に元気を失っていきます。
加えて運動をしなくなるため、食事量も低下し必要な栄養素が体に摂取されず、余計に筋力が落ちる。
さらに、筋肉が落ちれば動くことも億劫になるし、移動も大変になるので、また動かない。
動かなければ筋肉は刺激されず、衰える一方。
どんどん積み重なっていけば、最後は犬も人のお年寄りと同じ寝たきりのような状態になってしまうでしょう。
犬がずっと小屋で寝たきりの状態を少しでも防ぐには、筋肉量の維持が必要不可欠なのです。
シニア犬に急激な運動はNG
今までは若い犬がメインとなった話で進めてきましたが、シニア犬の話に今度は移ります。
シニア犬の場合は、すでに筋肉をつけるのが難しいため、維持する方向で動くほうがいいでしょう。
下手に運動を激しくしたりしてしまうと、衰えた筋肉の損傷が追いつかなくて、ケガに繋がる恐れがあります。
シニア犬は関節周りの筋肉も弱まっている事が多く、ちょっとした運動が足の付根の関節に強い負荷となるので注意が必要です。
シニア犬はケガの治りも若い頃と違って遅いですから、ケガが治らず上で書いた寝たきりのような状態になる可能性も十分考えられます。
シニア犬の運動に関しては、過度な負荷にならないこまめな散歩や室内での動きを重視し、様子を見つつ継続していってください。
決して急に走り出させたり、飛び跳ねさせたりしないようにしましょう。
まとめ
筋肉をつけるのはメリットだらけですし、食事に気を使うのもメリットしかありません。(経済的負担はあるけど)
もし、あなたが愛犬に少しでも健康的な時間を長く過ごして欲しいと考えているのであれば、ぜひ今回の記事を元に食事と運動を見直していきましょう。
そして、ボディビルダー顔負けの超マッチョで超素早い犬に育て上げてください。
高タンパク質なドッグフードを与えられていないのであれば、モグワンを与えてみてはどうでしょうか。
どんな犬でも食いつくをモットーに作られ、高タンパク質を満たし高栄養価を実現しています。
モグワン1つでパピー~シニア時代まで通して食べさせていくことができます。
高タンパク質のドッグフードを求めているのであれば、もぐワンの利用を考えてみてください。