
ネスレが売っているドッグフードのピュリナワンについてです。ホームセンター以外に普通のスーパーマーケットでも見かけますよね。私だけかな?
利用者の声は高評価だったり高評価に近いのですが、私としては原材料に目を向けると首をかしげてしまいます。その理由を記事の中でも書いてみました。
この記事の目次
の口コミ評判
口コミが良かったので購入しました最初はがっついてましたが・・・いつの間には・・ほぐし粒を残してます?塩辛いのでしょうか?多頭飼いなのでフードの維持には最高だったのですが残念です。
出典:楽天レビューより
ピュリナの中でもまあまあ食べるほうなのでコレが定番化しつつあります。 これを食べると糞が多いような気がしないでもない・・・。カロリー控えめタイプとは、そういうものなのでしょうか?
出典:Amazonレビューより
アレルギー持ちで、合わない物を食べると嘔吐してしまうペキニーズのために、何度もリピしてます。かなり小さめな子なので、こちらの粒はちょっと大きいのですが、ぬるま湯でふやかして与えるので問題ありません。ピュリナワンを与えるようになってから、パサパサだった毛質が柔らかくフワフワになりました。うんちも少なめで良いうんちです。(*’꒳`*)
出典:Amazonレビューより
口コミ評判のまとめ
肯定的な人の文章は短めで、否定的な人のレビューは長めな特徴がある商品です。この記事では引用していませんが、Amazonレビューには長文で強い否定的レビューがありますね。
強い否定ではありませんが、エサ自体に満足しているけれど粒によって偏食する。このような悩みも寄せられていました。ほぐし粒っていうのがあるのですが、それ関連ですね。
固い粒を好まない子だと、柔らかいほぐし粒だけ食べる。残った粒は食べずにプイッ。良い口コミを寄せる飼い主でも、このような仕草に頭を抱える事が多い印象を受けました。
ピュリナワンのおすすめポイントと気になること
おすすめ | 気になる |
定期購入サービスあり | 穀物の使用が多い |
第一主原料がお肉 | ミネラルに関して情報が悪い |
酸化防止剤はミックストコフェロール | 1つの商品を除いてオメガ3脂肪酸の言及なし |
それぞれのポイントからピュリナワンを評価
冒頭でも書きましたがホームセンター以外に、一般スーパーの雑貨コーナーでもよく見かけますよね。さて、最も評価すべき点は定期購入サービスを行っていることでしょう。
腰の悪い人だったりするなら、玄関口まで届けてくれるサービスというのはありがたいですよね。また、公式で購入すれば割引が最大で20%受けられます。
ただし、定期購入は3回以上の継続が強制なので注意しましょう。
正直、気になる点のほうばかり目がいってしまう
穀物の使用の多さ、ミネラル類はどんな状態なのか、オメガ3脂肪酸の明記がない商品がある。良いドッグフードであれば、穀物は使わない、ミネラルの状態は詳しく明記。
さらに皮膚関連に配慮してサーモンオイルをはじめとした魚油を添加。さらに、オメガ6:オメガ3=5:1~10:1の比率を示すため、保証成分に明記します。
でも、ピュリナワンはどれも基本的に満たしていません。いくつもの別企業のドッグフードの成分を見たりしていくと、どうしても悪い点ばかりが目に入ってしまいます。
安いなりに頑張っている面はあります。でも、どうしても価格なりの評価しかできないドッグフードなんですよ。褒めるところは少ないのに、悪い点は強烈。
唯一、この価格帯で頑張っているとしたら、酸化防止剤はミックストコフェロールな部分だけ。ちょっと言いすぎているかもしれませんが、価格相応としか言えません。
ピュリナワンから選ぶならどれが一番おすすめなの?

- お腹の健康から体重ケア 室内飼犬用
- 食物アレルゲンケア
このどちらかを選ぶのがベストです。成分保証栄養素は両方共しっかりしているので、なぜこの2つなのか。この点を原材料を載せつつ解説してみましょう。
室内飼犬用と食物アレルゲンケアの原材料
室内飼犬用 | 食物アレルゲンケア |
チキン、家禽ミール(天然グルコサミン源)、コーングルテンミール、米、シリアルブラン、小麦、オーツ麦、動物性油脂、セルロース、チコリ(天然オリゴ糖源)、卵、フィッシュミール、ラムミール、ビーフミール、ポテト、ミルクパウダー、チーズパウダー、野菜ミール、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、コバルト)、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン、C)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物) | サーモン、米、大麦、オーツ麦、コーングルテンミール、油脂類(牛脂、植物性油脂)、フィッシュミール、サーモンミール、たんぱく加水分解物、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、K、ビオチン)、アミノ酸類(リジン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール) |
文字ばかりで見づらいですが、他のピュリナワンシリーズに入っている「とうもろこし」が両方共入っていません。とうもろこしが無いのは凄く大きいです。
使われている原材料で一番大きい違いは「小麦」の存在です。アレルゲンでは「小麦グルテン」の存在に怯えなくて済むため、アレルギーを示しやすい子はこちらを選びましょう。
あとはどんぐりの背比べです。
まとめと総合評価
- リピーターに高評価
- 定期購入サービスは3回強制継続に注意!
- 選ぶなら室内飼犬か食物アレルゲンにするべし
- 原材料の質は値段相応である
私は好んで与えたいドッグフードではありません。価格の高いドッグフードでも使われる危険な酸化防止剤は使っていませんが、原材料は正直・・・・って感じです。
キャッチコピーを見ても、いやいやこの素材は室内飼犬にも入ってるじゃん!ってツッコミも耐えません。それに、なぜか製品により表記されていたり、しない保証成分がある。
これは日本の公式サイトが悪いのですが、細かい部分も消費者は見ていますからね?表記するならする、しないならしないってハッキリすべきです。
コスパを求める以外でピュリナワンを購入するなら、よく考えてからするべきですね。