私の周囲でトイプードルを飼っている人でも、時折出てくる話題が「毛量が少ないの・・・」という話。トイプードルの愛らしさって、あのモコッとした毛も関係してますからね。
トイプードルの毛量問題、一体何がしてあげられるのでしょうか?
この記事の目次
トイプードルの毛量が少ないからどうにかしたい!

毛量が少なくなるには2つの条件があってどちらか、もしくは両方を満たしてしまっている場合があります。
- アレルギー
- 栄養不足
よく耳にする言葉ですね。しかも私たち人間でもよーく耳にする言葉です(笑)
アレルギーによって毛量が少なくなるのは掻きむしり
アレルギーになったらかゆくなる、鼻水が出る、腫れる場所があるとか、様々な場所に問題が出てきますよね。私も春には目と鼻が・・・という感じです。
私たちが飼っている愛犬たちも同じように、アレルギーを持っているんですね。持っているのは当たり前のことなので、全く問題ありません。
でも、アレルギーに対する考え方が違うんです。私たちはかゆいー!っていう認識をして、出来る限りかゆみが強くならないように、ガサガサ掻きむしりません。
一方、愛犬たちはガリガリ掻きむしります。そりゃ、もうボロボロになるくらいまで描いちゃいますよ。「ここかゆい!かゆい!かゆいんじゃー!(ボリボリボリボリ)」と。
こうなると犬自身の爪が肌と毛根を痛めるので、あなたのトイプードルの体によくありません。人間で言えば頭を掻きむしりすぎて、ハゲちゃったみたいな状態です。
対策としてはアレルギー物質の特定と、血液検査によってアレルギー反応するかもしれない物質を知っておくこと。それらを取り除いてあげると良いでしょう。
トイプードルに与えるエサが全体的に栄養不足である疑い
いくら小型とはいえトイプードルだって私たちと同じ生き物です。食べなければ死んでしまいますし、やせ細っちゃいます。
ガリガリに痩せた人の髪の毛、肌って「ん・・・?」と思ったことありませんか?凄い不健康で、憧れないよって。
これはあなたが飼っているトイプードル、ひいては全ての犬たちに通じてることなんですよね。細かい栄養素は置いておくとして、毛に関して大事な栄養としてはタンパク質と脂質。
言い換えれば「肉」と「油」ですね!この2つの栄養素は体を作る上でとても大事な栄養素です。肉のタンパク質は毛のケラチンに、油は皮膚や毛のツヤと保護。
生命活動維持に力を注がなきゃいけない状況になると、毛や皮膚を守っている暇なんてありません。生き残るほうが大事ですからね。
だから、毛量が少ないと悩む場合は今一度ドッグフードの成分表示、原材料があなたのトイプードルの今の状態に合っているか確かめてみましょう。
突然ごっそり抜ける場合は円形脱毛症の可能性もある
トイプードルだけじゃなく、全ての犬でもかかる可能性があるのが円形脱毛症です。毛をめくってみて一部に円形ハゲができていたら、円形脱毛症の可能性が高まってしまいます。
犬の脱毛症は人間のように犬が耐えられない環境に置かれるとなりやすくなりますね。問題は環境的な負荷が「何か」ということです。
人間であれば人間関係、周囲の騒音、凹む出来事があった。これらを原因を特定できますが、犬の場合は喋れないので非常に難しいです。
一般的には光、音、来客、発情期、住まいの変化、年齢、運動不足、コミュニケーション不足などが原因と言われています。
これらの原因を1つずつチェックリストに書き写して、問題が無いか確認をしていきましょう。同時に発見次第、すぐに動物病院へ連れていきましょう。
大きな病気であることは少ないですが、長期間の環境的な負荷は後に大きな問題になることもありますからね。必ず見つけたら診察してもらいましょう!
まとめ
あなたができることはアレルギー物質に愛犬のトイプードルを触れさせないことと、同時に与える食事の栄養バランスを整えて健康をサポートしてあげることですね。
そして、運動や噛む道具などでストレスを上手くコントロールしてあげてください。これらを守れば、あなたのトイプードルは周りから羨ましがられる存在になっていきますよ。