
100%オーガニックのオランダ産ドッグフードとして、多くの愛犬家たちから絶賛されるヤラー。ただ、商品数も多いし口コミも取扱店の口コミばかりで、よくわかりません。
そこで、時間をかけて調べてみた総評に加え、私個人がヤラーで選ぶのであればどれがオススメか。この2つに関してスポットライトを当てて、まとめてみました。
この記事の目次
ヤラー(ドッグフード)の良い口コミ評判
- フード特有のキツイ匂いが少なめで扱いやすい
- オーガニック100%の表記に惹かれて食べさせてみたいから
- 一時的に他のに変えたが食べないので元に戻したら、こっちが良かった
- 毛にツヤも出てきた気がする
- 栄養価に優れていて、愛犬の体調がすこぶる良くなった
- 酸化防止剤が天然素材なのが安心!
下3つ以外は飼い主さんの主観ですね(笑)基本的には高評価を得られているドッグフードです。ただ、主観や取扱店の対応を除くと良い口コミは見つけにくいのが実情ですね。
とはいえ、下3つに反論の余地は無ありません。事実、栄養価も高くて食べさせるドッグフード次第では毛並み・毛艶が変わるのも当たり前のこと。
また、ヤラーは酸化防止剤は天然素材由来、原材料もオーガニックを売りにしている。このことから、購入者が納得して高評価を付けることは、何も間違っていないと言えます。
ヤラー(ドッグフード)の悪い口コミ評判
- 粒が大きくて愛犬が食べにくそうにしている
- オーガニックを全面に出してるのに添加物を使っているのはナゼか?
- 食いつきが悪くて3日間出しても、古いヤツだけを食べていた
- ちょっと穀物の比率が高すぎる気がする
- 値段のわりに微妙なドッグフード
良い口コミと打って変わって、こちらもなかなか主観が強めな主張がありますね。そこで、1つずつしっかりと簡単な解説をしみましょう。
1つ目:粒が大きいことに関して
こういった評判がよく見られました。ヤラーの粒が大きいのは事実です。大きさの基本は1cmの正方形タイプ。小型犬が人気の日本では受け入れられにくいのは間違いありませんね。
ですが、これは砕くなどの工夫をすれば問題なくクリアできることです。
2つ目:オーガニックじゃないことが気に入らない
2番目の「オーガニックじゃない~」については勘違いです。オーガニックは「ヤラーが使用している原材料」だけです。つまり、肉・魚・野菜・米などだけのことを指しています。
この人は「オーガニック」と「無添加」の意味を取り違えている人です。よく混同しますが、オーガーニックと無添加は全く別物なので注意しましょう。
無添加というのはビタミン、ミネラル、酸化防止剤すら使ってないものです。これらは腐りやすいので、そう簡単に流通させることはできません。
意外と理解してない人が多いんですよ、この辺り。あなたも気を付けてくださいね。
3つ目:食いつきが悪いのでダメ!
食いつきが悪い話は、どのドッグフードでも起こること。この人は3日でしたが、もう少し長い目で見ても良いのではないか、と思いますね。
せめて1週間~2週間くらいは我慢して、前のドッグフードと混ぜて様子を見るべきでしょう。
4つ目:穀物の比率が高すぎる
これは購入するドッグフードで解決が可能です(すぐ下でヤラーの選び方を載せます)。
5つ目:値段のわりに微妙に感じる
これは投稿者の主観ですよね。ただ、ヤラーは「100%オーガニック」という面を売りにしています。オーガニックは、原材料の生産にお金が掛かります。
さらにヤラーは海外産ゆえ輸送費・関税も掛かります。金額の上乗せを考えれば値段は妥当。でも、消費者は自己中だから合わなければ無駄金を払ったのに!と思う。
そうすれば、商品が悪いと言います(笑)実質、これは気にしなくても良い口コミですね。
ヤラーを選ぶならどれが一番イイの?
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出典:Amazon ヤラーの検索結果より
- グレインフリー
- 100%オーガニック
- センシティブ
- ベジタブル
- シニア
- 小型犬
- パピー
このように7種類が用意されています。ただ、消費者側である私たちから見たら、何を基準にして選べばいいのかわかりませんよね。そこで、私が簡単に選ぶ基準をまとめみました!
グレインフリー
ヤラーを選ぶなら1番はこちらのグレインフリー。消化不良を起こしやすい穀物類を全て排除しつつ、肉・魚・臓物をバランス良く配合。食物繊維も海藻などでカバー。
そのため、他よりも原材料からの微量ミネラルを摂取できます。オーガニックを求めるあなたなら、海藻が体にもたらしてくれるメリットは知っているでしょう。
炭水化物量もドッグフードでは低めなので、太りにくいのも特徴。体にあえば最高のドッグフードの1つとなるでしょう。デメリットは他よりも1,000円近く高いことですね。
100%オーガニック
原材料に誇りを持っていますが、ラベルの先頭に「トウモロコシ」と書いてあるドッグフード。ヤラーの基本を詰め込んだドッグフードなので、他より安いというのが特徴。
ここが凄いよ!っていうのは、ありません。100%オーガニックを買うなら、少し奮発してセンシティブやグレインフリーを購入するほうがオススメです。
センシティブ
グレインフリーは高いけど、穀物がいっぱいはイヤ。という人はセンシティブがオススメ。値段は通常版と比べて300円くらい違うだけです。
犬にとって不要な「小麦・とうもろこし」を取り払い、吸収率の悪い「大豆」を取り除いてあります。そのため、吸収率としてはグレインフリーに次ぐ形ですね。
グレインフリーがダメだった子は、センシティブの出番。ヤラーでは2番目に選ぶと良いドッグフードです。
ベジタブル
肉・魚肉にアレルギーを持たない限り選ばないで下さい。あなたが、ベジタリアンだからという理由で選ぼうものなら、愛犬への虐待です。
また、公式ではダイエット向けと言います。しかし、これは間違い。愛犬を痩せさせるなら動物性タンパク質が豊富で、穀物や果物の比率が少ないドッグフードを与えるべきです。
シニア
毎回、シニア系で話をしますがシニアは忘れて結構です。シニア犬は高タンパク質にしなければいけないのですが、ヤラーは保証されている粗タンパク質が21.0%と低め。
基準値内ではありますが、アダルト→シニアへ無理に切り替える必要はないので、特別な理由がない限りはオススメしません。
小型犬
こちらもシニア同様でヤラーを小型犬に与えたいが、粒が大きいので困っている。自分で砕くのはめんどくさい。という場合にのみ購入視野に入る商品。
ベジタリアン・シニアと同様に忘れて問題ありません。小麦→トウモロコシの順になっており、肉類の比率は少なめなのもオススメできないポイントの1つ。
パピー
パピー時代を過ぎていれば不要ですので、扱いが難しいです商品。ヤラーのパピーを買うくらいなら、私は違う別企業のウェットやヤラーのグレインフリーを選びます。
そこにサプリメントを入れてあげれば良い、という考えです。100%オーガニックと原材料にもほぼ違いが無い上に、栄養価ではパピーのほうが脂質が7%、炭水化物が6.5%低い。
これくらいの違いしかないのです。正直に言えば、何のためにあるのだろうって商品ですね。
ヤラーの購入優先順位
- グレインフリー
- センシティブ
- 100%オーガニック
- 以下、同順
乱暴なまとめ方のように見えますが、原材料と公式の成分から優先順位を付けるとしたら、このような順位が妥当です。決して、ヤラーが悪いと言っているわけではありませんよ?
犬の食性を考えた場合の順位が、上の1~4位なだけです。また、いくつもドッグフードを見てきている私が、自身をもってあなたにオススメできる順位でもあります。
まとめ
- 商品次第ではあるが高評価に疑いの余地ナシ!
- 悪い口コミも問題点としては些細なもの
- 選ぶ順はグレインフリー→センシティブ→100%オーガニック
以上がまとめとなります。ヤラーの欠点は魚由来の商品が無いことでしょうか。肉類メインとベジタブルとありますが、魚主体の商品が無いのは残念な点ですね。
もし、あなたがヤラーよりも良いドッグフードを探しているのであれば、こちらのモグワンがオススメです。今回、ヤラーで選ぶべきと書いた1位のグレインフリーかつ、高タンパク質。
また、ヤラーにない魚であるサーモンがたっぷり配合されています。ヤラーと違いオーガニックではありませんが、原材料の品質、栄養価にこだわって自社開発したドッグフードです。
100円100gのモニター参加もあるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?